お花の便り VER02 11月編 その1
11月は「霜月」、文字通り、霜の降る月という意味で命名されています。
一気に秋も深まり、急に寒くなってきました。
今月も石渡邸から、お花の便りをお届けします。
シュウメイギク 秋明菊
八重で、赤紫色の秋明菊を紹介します。
この花のように、花びらが多く、菊に似ていたのでこの名前がついてますが、
キンポウゲ科なのです。
一重咲きで白色の秋明菊を見ると、キンポウゲ科ということがわかります。
中国から古い時代に入ってきたお花で、
「史前帰化植物」つまり、歴史の記述が始まる前に帰化した植物なのです。
「秋明菊」の名前の他に、「秋牡丹」「しめ菊」「紫衣菊」「加賀菊」「越前菊」「貴船菊」
「唐菊」「高麗菊」「秋芍薬」と別名がたくさんあるのは、昔から人気のお花だった
証拠でしょうね。
花言葉は、「多感な時」。 そういう青春時代もありました。
しかし、熟年になるほど若い時には見えなかったものが見えてくる、
インビジブルなものが見える、そんな感性が養われることもあります。
写真 石渡 登
文責 鵜澤 明