お花の便りVER02 4月編 その1
冒頭
花守の、石渡邸 亭主から、挨拶をさせていただきます。
昨年の3.11から、一年間に亘り、季節の花の写真を
鵜澤明社長様のコメントでお届けさせていただきました。
三月で一年が経過しましたが、スタッフの方々との会話の中で、
石渡の庭には何種類くらいの花があるのかなどの話題となりました。
まだ紹介できなかった花を、引き続き紹介させていただくチャンスを
いただきましたので、これから来年の二月まで写真をお届けいたします。
どうぞ ご愛読いただければ幸いでございます。
季節の花たちも、主の世話の掛け方に比例して花の様子が違います。
雑草と称される植物たちは、他の花たちを枯らして
自分が生きようとする力強さを感じ、また、厄介さも感じます。
クリスマスローズの葉や茎に傷が出き、そこにウィルスが入り込むと
二週間くらいですっかり姿はなくなってしまいました。
福寿草を鉢植えにしていましたが、秋口にいつものように植え替えて、
芽出しを待っていましたが、姿を出しません。
鉢の中を調べると、焼け焦げた針金のようなものが少しあるだけでした。
これもウィルスが原因なようです。
日当たりが強すぎたり、散水が一日遅れて萎れたり、
鉢土が固くなって保水力が減ったり、害虫に食べられたり、
と、色々なことが起きています。
これからも、庭で季節の花を咲かせて参ります。
機会がありましたら、花談義など出来ればと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
石渡 登
では、4月編の第一弾は、
ナギイカダ 梛筏 です。
葉の上に、春、花を咲かせ、冬には、赤い果実を付けます。
葉が、針葉樹のナギと似ており、葉の上に花が咲く姿が
イカダに見えるところから、この名前がつきました。
ナギの葉には、無数の並行脈があり、容易に切れないので
愛の代名詞に使われています。
花言葉は、「陽気」 でも、お花も実も、小さくて見つけにくいですよ!
奈良の春日大社には多く自生しているようです。
写真 石渡 登
文責 鵜澤 明